俺には無理だ病
昔から「コレやってみたいな」と思っては、いや自分には無理だなと諦めてきたことが多々ある。
スポーツや芸能界の舞台で活躍すること、起業して自分の会社を運営すること、「自分もやりたい!」と思いつつ、実際に目指してみて、やっぱ無理だなと思い、いつも諦めてきた。
僕には軸が無かった。
ただ、本気で生きてる人達を見て羨ましくなっていただけだった。
しょうもない感覚だった。
今の退屈だけども平凡で平和な毎日で、満足してしまっている自分がいる。
本当は何かになりたいわけじゃなかった。
ただ、皆からチヤホヤされたいだけの、しょうもない奴だった。
僕が誰かの為に生きれる奴なら、きっと行動を起こしまくってる中で、成功していた筈だから。
好きなものなんてない。
目指したいものなんてない。
ハンパだから成功しない。
成功する奴は、やり抜く意志と力を持っている。
自分にはそれがない。
自分はただの、平凡な大多数の人間の内の1人でしかないから。
大多数の1人でいる自分にどこか、安心している自分すらいる。
だからこそ、才能があるのに、唯一無二になる可能性を秘めているのに、挑戦しない人を見ると、心底嫉妬してしまう。
その才能というイス譲れ、と。
そこに座る資格があるお前が何で座らねーんだよって。
俺は昔から、そのイスに恋焦がれてきたんだぞ。自分が座れそうな色んなイス探し回って、見つかってねーんだよ。
なぜお前は座らんのだと。
でもそれは本当は、途中で諦めてしまう自分へのイライラだったのかななんて、ふと思ったりする。
何かを本気で好きになれないのは、ただ怖いだけなのだ。失うことが怖いから。現実を見たくないから。
一生は一度だけ。
分かっているのに。
死んだら何もかも失うのに。
なぜ本気になれないのだろう。
なぜ楽することで安寧を欲するのだろう。
その方が死ぬ前に死ぬほど後悔する筈なのに。
何でかなぁ、ほんと。
ビョーキってことにして、責任転嫁出来たらどれほど楽か。
って言っても始まらないから、今日もネームを書く。
なんか気持ち吐き出さないと前に進み出せない病らしい(おい)