あめいろの脱・徒然日記

今日という1日に彩りを

共同体感覚の話

最近、知人から
「深夜アニメが感動し過ぎて、自分と重ねてしまう」
といった話を聞いた。

 

僕もそれはよくある話で、だからこそ創作することが好きだったりする。
この頃はnoteにひたすら思ったことを書いたり、ネットに小説を投稿する毎日を送っているのだけど、大変だけど充実していたりもする。
好きなことをしているときって、辛くても楽しいのだ。
スポ根系漫画を読んでいると、主人公が頑張る姿に憧れてしまう。何かに熱中して、その熱中している姿で誰かを感動させられる。
自分もそんな奴になりたかった。

物語を読んでいて、感動することが多いのは、主人公に共感しているから。いやむしろ逆なのかもしれない。

自分の気持ちを理解してほしいから、人は物語を読むのではなかろうか。

 

共感するのではなく
共感してほしいから。

 

誰かと同じ感覚のときって、安心するのだ。
バスケでアシストが綺麗に決まったとき
好きなアニメのネタを分かってもらえたとき
学生時代あるあるを分かってもらえたとき

心が通じあえた瞬間って、めちゃくちゃ気持ちいいのだ。物語を読んでいる時って、その感覚に近いのかもしれない。

 

共同体感覚という言葉がある。

共同体感覚とは、人と繋がっているんだという感覚。この状態の時、人は幸せを感じやすいのだとか。

あるセミナーに参加したとき、自分のすべての悩みや想いを打ち明け、それを理解してもらえた時、何故だかすごく幸せな気持ちになった。ずっと敵に見えていた世界が一気に味方に変わったような感覚。
セミナーにハマる人間の気持ちも分からなくもない。洗脳されてるときの方が人って幸せなのかもね。

 

誰かと一緒にいるって、
誰かと同じ想いでいられるって、
すごく幸せなのだ。


目の前の人と心で向き合うことを
諦めないようにしないとなぁ。
毎日逃げたくなるけど
逃げでも良いことがないことは
今までの人生で痛いほど分かってる。

 

人生とは
人の心と向き合い続ける戦いなのだ。

 

、、、心なんて実際には存在しないけども。