あめいろの脱・徒然日記

今日という1日に彩りを

自分の在り方

『自分探し』という言葉が存在する。
この言葉は、自分が本当は何をやりたいのか探す、という意味で使われることが多い。
僕は自分が何をやりたいのかは、長年探求した結果分かっていない。
いや、わかっていないというよりは、明確な答えが出ていないといったところだ。
というか、この問いには明確な答えが存在しないといった方が良いかもしれない。
なぜなら、答えは自分で見つけるしかないからだ。
自分で分からないと言っているのに、自分で見つけなければならないのだ。
大いなる矛盾を含んでいる。

 

てゆうか見つかるわけあるかい!

 

っていう。
そもそも、自分が分からん!って考えてる人は自分で正解を出すという単純な能力がない。
てか、そもそも自分がコレなら出来るという選択肢が少ない。能力が低いから。
結果的に、コレも出来ない、アレも出来ない。
アレ?俺何が出来るんだ?何がやりたいんだ?
となる。非常にシンプルな話だ。

 

この場合の解決策は『やってみる』だ。
仮に一つのことに挑戦してみて、上手くいかなかったとしても、続けるしかないのだ。続けて、自分のものにしていくしかない。

 

色々やってみた結果、結局福祉の仕事を5年続けている僕が出した答えはそれだ。
苦手だろうが何だろうが、楽しみを見つけて続けるしかないのだ。
僕はあれこれ手を出してみては、途中で諦めてきた。唯一続いていることが、こうして文章を書くことと、福祉の仕事だ。
正直どちらも得意ではない。
ただ、続けてきたから、少しはマシになった、といえるかもしれない。
もしかしたら、もっと得意なことがあるのかもしれないし、見つけれていないだけかもしれない。
でも、それなりに楽しく出来ることを見つけられたのだから、それで良いのかもしれないという想いもある。

 

大きな夢を持っていたこともあった。
希望を抱いていたこともあった。
でも、それでは成功する筈もない。

結局、夢を叶えるには、目の前の現実の課題を一つ一つクリアしていく他ないから。

夢を叶えたいなら
誰よりも現実と向き合わなくてはいけないのだ。

 

現実から逃げたり
分からないと言って自分から逃げ続ける限り
現実は変わらないのだ。

 

現実は自分が行動しない限り変わらない。
意識を変えようと変わらない。

 

誰かの為に生きない限り
誰からも愛されることはない。

 

誰かの幸せを喜べる人が
きっと幸せになれる。

 

誰かの幸せを喜べる人にしか
人もお金も集まってこないから。

 

自分が楽出来るよう生きている限り、
楽にはなれない。

 

努力する必要はない。
自分が楽しんで取り組めることを
楽しんでやれば良い。
その楽しめることの先に
誰かの幸せがあれば良いだけなのだ。 

 

世間体とか将来性とか給料とか
もちろん考えた方が良い。
結局仕事なんて最初は嫌でも慣れるかもしれない。楽しい仕事よりも、仕事終わりのビールが旨けりゃそれで良いのかもしれない。

 

人は自由で
人生に意味なんてない。

 

どう生きても最後は死ぬだけ。

でも、やっぱり自分に誇りを持ちたい。
自分も必要とされていると思いたい。


認められたい。
愛されたい。

だからこそ愛したい。
認めたい。

 

どれもエゴだ。
自分中心に生きる限り
幸せになんてなれない。

自分が正しいと思い続ける限り
誰からも愛されない。

誰かの為に生きれる人が
成功できる。

自分は少なくとも、
そんな人間では無い。

誰かに必要とされる喜びを知ってしまうと
もっと欲しいと思ってしまう。

それはもう誰かの為ではないのに。

 

自分とは
自分は○○だと決める機械のようなものだ。

 

自分とは何者でもない。

自分なんてそもそも存在しないのに
自分を見つけるなんて無理な話なのだ。

自分が分からなくて当然だ。

この世界には
世界もなければ自分も存在しない。

言葉で定義されているに過ぎない。

僕は誰かと笑い合えてる時間が好きだ。
ただ、それだけなのだ。

 

友達や家族、彼女と
くだらないことで笑い合ったり
一緒に遊んだり
一緒にご飯を食べたり
そんな何気ない日々が幸せだ。

大きなサービスを生み出す力は僕にはない。
自分の手が届く範囲の人を笑顔にするだけでも
毎日四苦八苦している。

 

それが自分。
でもそれで良い。
それが良い。

 

無理くり納得しようとしてるって?
別に良いんです。

 

手の届かない夢を追うより
身近な人の幸せ願って
楽しみながら頑張って、
少しでも成長したら
今より少しは手が届く範囲が広がっている筈だから。

大して手が届かなかったら
自分はそれまでの男だっただけ。

手が届くように毎日
目の前の現実と向き合っていくだけだ。


迷っても仕方ない。
そう思うから、今日も言葉を紡ぐのだ。