メモ帳
小4の頃から、メモ帳を使っている。
書いていることは、他愛もないことから小説のネタまで様々だ。日記として活用していることもよくあった。
昔のメモ帳を漁っていると
「誤字多いなー」とか
「ガキだなーww」
とか思う反面、
「意外と真面目に将来のこと考えてたんだなー」
とか感心することもあったり。
思いの外、発見があった。
まだ、僕は何も成せていないのだけど、それでも懸命に生きていたのだな、と思えた。
友達を傷つけてしまったり、人と関わることを諦めてしまったり、大学を辞めてしまったり、ビジネスで失敗して借金を抱えたり、なんか色々あった人生だった。
挑戦することにビビって、何もできない時期もあった。毎日部屋にこもって、パソコンばかり見てる時期もあった。
でも、そんなときでも、必死だったんだなーって思う。現実から目を背けていたときも、現実と戦っていこうともがいていた。
何かを成した人だけが、凄いわけじゃない。
何かを成そうと懸命に生きる人も、また凄いのかもしれないと、ふと思った。
だから基本的に皆、凄いのである。
なんか、凄い頭の悪い結論で申し訳ないのだけど、みんな凄いのだ。
僕が15年に渡って描き続けた、のべ百冊のメモ帳たちがそう言っている。
後悔も懺悔も、これからも余すことなく記していこうと思う。
そして、いつの日か、成功の1ページが書けると良いな。