あめいろの脱・徒然日記

今日という1日に彩りを

ちゃんと負けていない

僕は過去のことをよく後悔している。

 

努力を怠ったことは勿論後悔しているし、

進路選択で早々に理学療法士を選択したこと

数学がそこそこ得意というだけで理系を選んだこと

人の気持ちがわからないと言う理由で人と関わることを諦めたこと

死にたく無いからと現実と向き合うことをやめたこと

大学を辞めたこと

前の会社を辞めたこと

借金をしたこと

ネットビジネスに手を出したこと

自己啓発セミナーにハマったこと

友達とのリレー小説を途中で投げ出したこと

などなど。

 

挙げだしたらキリがない。

ではなぜ自分は何度も同じ間違いをしているのか。

 

答えは簡単で

『ちゃんと負けてない』

からだ。

 

中途半端にいつも辞めているから、自分の実力の底を自分でも把握していない。平気なフリをずっとしている。

 

何もできないのに、なぜか何でもできるような気でいる。本気でやってない証拠なのだ。

だから迷う。

 

プログラミングをやってみようか、

英語を勉強しようか

ライティングを勉強しようか、

簿記を勉強しようか

このまま福祉の仕事を続けようか

もう一度大学に行こうか

フリーランスをめざそうか

作家を目指そうか

海外で働こうか

 

ずっと迷っている。

やろうと思えば、人間なんだって出来る。

 

頭では分かっていても、できない理由をいつも探してしまう。

 

僕は鉄の凡人なのだ。

どれだけ周りから「こうした方が良い」と言われても、振り切って行動できない。

ずるずると時間は過ぎて、気づけば今月で25歳になる。

 

きっと、このまま死んでいくんだろうなと思う。何も成すことがないまま、歳をとっていく。

 

そして、年老いてから思うのだ。

「もっと冒険しておけば良かった」と。

 

僕は何をしたいのだろう。

何もない。

空っぽだ。

 

何かをしたくても、何にも本気になれない。

 

でも、みんなに愛される人でありたいし、必要とされていたいと思う。

 

困っている人に笑って手を差し伸べられる人間でありたい。みんなで笑い合える日々を生きていたい。

 

その為に自分の時間を使いたい。

 

子供の頃からそれは変わりない。

 

でも、その想いも、所詮は自己満足でしかないと自分でも分かっている。

 

本当に誰かの為を思っているわけじゃない。

 

ただ、ヘルパーズハイに浸って気持ちよくなっているだけだ。

子供じみた考えなのだ。

 

どこまでいっても、自分は自分のことばかりなのだ。

 

そうやって、自分を否定して行動しなければ、きっと楽になれる。

 

自分はこんなもんだと認めて、歩みを止めてしまえば、きっと楽になれる。

 

人と関わる仕事なんて、お前には向いてない。

在宅で1人黙々と仕事する覚悟を固めろって言ってもらえたら、楽になれるのか。

 

でもきっと、直接笑顔を見れる仕事を諦められるとは思えない。僕はずっと笑顔に飢えているから。向いていないからこそ。

 

自分の持ってないものに恋焦がれてしまうのだ。

 

自分には文才もユーモアもない。

だからこそ作家になりたい。

 

人を笑顔にできない

だからこそ福祉に携わりたいと思う。

 

どこまでいってもバカだ。

きっと、ずっと悩む。

 

給料のことを考えたら

福祉の仕事を選ぶべきじゃないかもしれない。

 

社会を知ってしまって、周りと自分を比較してそんなことを考えてしまうようになった。

 

でも、仕事はやはり楽しい。

 

色んな人の人生をサポートできることが

この上なく幸せだ。

 

 

たとえ向いていなくても。

 

 

俺はこの道で生きていくと、そう思えるまで、本気で生きよう。

 

そして、ちゃんと負けよう。

 

最後にちゃんと勝てるように。

 

死に際に

「良い人生だった」

と笑えるように、、、

 

 

p.s

やっぱ少年漫画が好きだw