幸せとは
幸せな時間がずっと続くわけじゃない。
では、幸せを感じれなくなったら、それは不幸なことなのか。
いや違う。
そんな筈はない。
人はいつだって、幸せになれる。
見落としているだけなのだ。
道端に落ちた100円玉を見つけたら
あなたはどうしますか?
きっとこれが1000円札とかだったら、
交番に届けるかもしれない。
でも、100円だったらこっそり
もらう人もいるのではないだろうか。
それだと、きっと
幸せを感じづらいのかもしれない。
幸せとは
たとえ100円だとしても
落とした人がいるなら
その人に届けるようなものだ。
ほんの些細なことでも
誰かのために行動したとき
そんな自分を誇りに思える。
それも幸せな一つの形なのではないか?
そんなことを思いつつ、
僕は今日も自動販売機と
地面の間を覗く。