あめいろの脱・徒然日記

今日という1日に彩りを

孤独とは

僕はずっと俗に言うボッチだった。

心を開ける友達なんていなくて、

自分には一生友達なんて

そんな高尚なものは出来ないと

思っていた。

 

さながら自分は

スイミーのような存在で

1人だけ色が違うような気がしていた。

 

みんなのように

鮮やかに生きることは

叶わない。

 

自分の人生は

黒く染まっていて

誰にも染めることは出来ない。

 

色んな人と関わる中で

僕は自分の黒さに嫌気がさしていた。

 

でも、あるとき気付いた。

 

僕が黒かったわけじゃない。

僕の目が黒かったのだ。

 

目が黒かったから

すべてが黒く見えていた。

 

勝手に周りは

鮮やかだと妄想をして

黒い自分を正当化していたのだ。

 

顔を洗って見上げた世界は

今まで見たどの世界よりも

鮮やかだった。

 

鮮やかになった世界には

自分と一緒になって

泳いでくれる人がいっぱいいた。

 

僕は世界を見ていなかった

だけだった。

 

孤独な人はいない。

自分を孤独だと思う人だけが

いっぱいいるのだ。

 

顔を上げれば

自分を見つけてくれる

人が必ずいる。

 

少なくとも

僕はいつだって

あなたの友達だ。

 

だから

世界が黒くなったと

思ったら

 

勇気を出して

顔を上げな。

 

君の世界を

白く染めてあげるから。

 

何色にだってなれる。

君が顔を上げさえすれば。

 

もしかしたら

見上げた世界で

真っ黒な僕に出会うかも

しれないけど笑

 

そのときは

黒いもん同士仲良くしよう。

 

大事なことは

君は1人じゃない

ということ。

 

仮に君が黒くても

スイミーのように

その黒さが輝く日が来る

 

その日まで

生きてみな。

 

それも悪くないさ。