あめいろの脱・徒然日記

今日という1日に彩りを

ふと思い出したこと

日記を書くのが習慣の一つで、
スマホの日記帳にいつも書いているものをブログに載せてみることにしました。
 
暇すぎて暇すぎて、アリの行列を小一時間眺めるくらいしかやることがない人だけお読みください。
※本当は読んで欲しいです。
 
以下内容。
 
僕は子供の頃、一部の人から「良い子ぶっている」と言われていました。外面だけ良い奴で中身は悪い。自分ではそう捉えていました。
そのことを、小学生の頃は大して気にしていませんでした。
たしかに周りの気持ちは分かりませんでしたが、「ま、いっか」といつも深く考えてはいませんでした。
しかし、小六の思春期あたりから少しずつ、そんな自分を懐疑的に思うようになっていました。
そして、自分への疑心暗鬼が加速した中学時代。周囲との感覚の違いに気付き、そんな自分を責めるようになっていました。
 
自分はダメな奴だ
だから、人と関わってはいけない。
 
そう思うようになっていました。
そして、中2を境に僕は人と関わることを辞めました。
月日は流れ、高校卒業時。
一人になって4年が経ち、僕は人と関わることを決心しました。
しかし、うまくはいかなかった。
人と関わろう、現実と向き合おう、そう考えても中々現実では行動出来なかった。
どこか自分を肯定することが出来ていなかったから。
 
自分は世間から受け入れられない、好きになってもらえない存在、所詮上辺で良い人を演じてるだけの人の気持ちが分からない奴なんだと。
 
その気持ちが消えることはありませんでした。
人と関わることが辛くて、程なくして大学を辞めました。でも、困ってる人の役に立ちたかったから福祉の道に進みました。
たくさんの人から感謝され勇気と希望を与えてもらいました。でも、その都度、「ここで図に乗ってはいけない。だって自分は嫌な奴だから」って想いは消えてはいませんでした。
今思うと、僕はそれなりに周囲の方から頑張りを認めてもらえていたし慕われていたように思います。
僕は「気を遣われるダメな奴」と自分を評価していたけども。
『自分はダメな奴』というフィルターがあったから、ずっと世界は同じでした。
人から感謝されようと、何をされようと、本当の自分を曝け出してはいけないという想いをいつも抱えていました。
 
『みんなと仲良くなりたい!でも、自分は仲良くなってはいけない』
 
そう思っていました。
どうせ、心の中では色々言われてるんだろうなとか、面倒だと思われてるんだろうな、とかそんなことを考える大人に気付けばなっていました。
周りと比較して自分を責めていたのでした。
 
今更客観視してみて、分かることがあります。
「自分は嫌な奴」「ダメな奴」
そんなフィルター(主観)を通して世界を見ていたから、自分の世界はずっと辛かったんだろうなと思います。
人恋しい、でも自分はそんな気持ちは抱いてはいけないと思っていました。
 
でも、それは自分の作った幻想だったのかもしれない。
 
自分はただ、自分を否定されることにビビっていた。
 
だから、世界を否定して、自分で自分を否定して、自分を正当化していた。
 
人に感謝されたとき嬉しかった。
頑張りを褒めてもらえたとき嬉しかった。
何かのせいにせずに頑張っているときは楽しかった。
 
全部知っている。
でも、自分は逃げた。
そして、逃げた自分を責めた。
そして、そんな自分を愚かだと更に責めた。
 
必要なのは
「何かが悪い」と考えることじゃない。
 
悪いことなんて、この世にはないから。
悪いと思う自分がいるだけだから。
 
大切なことは
自分の本心に従って生きること。
 
要は本質を見極めること。
自分のフィルターに捉われず、今起きていることを見極めること。
 
でも、実はこの世界に本質なんて存在しない。
だって、すべては言葉によって決められていて、すべては人が作った幻想だから。
 
真実なんて存在しない。
それが唯一の真実。
 
だから、
自分の中に自分で作った真実を作り出す。
それを人は信念と呼んだり、自分の性格と呼んだりするのかもしれない。
 
僕はずっと
自分はダメな奴と決めていた。
 
でも、それは違った。
ただ自分を責めて、逃げる自分を肯定していただけだった。
その結果、人と関わることを避けて、孤立して人生を数年棒に振った。
 
でも、そんな自分はもう終わり。
 
僕が新しく作る真実は
自分を承認するということだ。
 
どんな自分でも良い。
やりたいように生きれば良い。
 
そんな風に思う。
 
こんな当たり前のこと、頭では分かっているつもりでいた。でも、心では分かっていなかったように思う。
 
いまだに本音で分かち合える仲間を探していましたから。笑
目の前の人に心開くことが1番の近道なのに、ずっと遠回りしていた。友達が欲しいと願いつつ、友達を作ることを避けていた。
 
なんか呪縛から解放された気分だ。
きっと、「自分はダメな奴」という呪いは一生自分に付き纏うことだろう。
 
でも、その度に自分にこう言おう。
 
 
そんな自分で良い、と。
だから諦めずに正しい努力をしろよって。
 
なんだってできる。
 
だって、できっこないと思ってるのは自分が作っているだけだから。
 
 
 
好きな場所へ行こう。
君ならそれができる。